全体

慶応大学SFC井庭崇先生が提唱されているFuture Language。
井庭研×UDS、アカデミー×リアリティーで新しい対話と創造を。

今年からまちづくりやカフェづくりで井庭研究室と共同研究を推進するUDSが、
まずは自分たち自身で体験してみよう!ということで自分たちのオフィス創り
について、学生16名×UDS30名で6時間のワークショップ「対話と創造の誘発の場」

井庭先生

Pattern Languageが過去から学ぶのに対し、自分たちが未来に創っていくものを
言語化するFuture Language。
過去の言語ではなく、新しい言語で新しい組織やコミュニティを語ります。

スタート

せたがやものづくり学校の教室で、学生時代に戻って井庭先生のレクチャーを真剣に聞く。
社会人が座ってて学生が立ってる絵がなんとも面白かったです。

アイスブレーク

スタートは、立ち話。
どんなオフィスがいいか?

配布

第1部 Future Miningいよいよ開始!

ブレスト

まずはブレスト!とにかく質より量。量が質を産む。
思いつく限り、対話と創造が生まれるオフィスに関するアイデア出し

ブレスト2

この時点で盛上がって笑顔連発!やった甲斐、既にあり。

グルーピング

普段は離れて働くメンバー同士。
今日は京都や大阪、広島から運営メンバーも合流できて良かったです。

グルーピング2

ホテルカンラ、Foodie Foodie、LEAGUE、企画・デザイン事業部、事業企画部の混成チーム。
日頃の自分の仕事とはまた違った新鮮な視点を楽しみました。

グルーピング3

井庭先生や井庭研メンバーもごく自然に対話に入り的確なアドバイス頂きました!
特に学生の冷静かつ柔軟なアドバイスやファシリテーションにびっくりです。
鍛え上げられてる感じがよく伝わってきました。

言語化

ブレストで出たアイデアをKJ法に則り意味するところの近いアイデアをグルーピング。

個人的に今日最大の学びは正しいKJ法の運用でした。
井庭先生が98%間違った運用をされているとの指摘通りでした。
これは使える!でも難しい!

WORDING

第2部はいよいよFuture Writing。
What(価値・何が良いのか)Why(理由・なぜ良いのか)How(方法・どうすれば実現するのか)

WORD2

最後は名詞で終わるWording。
6時間、約30人で合計30個のWordを出すことができました。
最後の第3部はFuture Dialogue。

実際にWordを出してみてどうだったか?

発言

多数決をとる主旨ではなく、皆の共感度を確認するうえで1人ひとりが良いと
思ったチェック数を集計してみたところ、、

一番共感を得たのは「非圧力カフェ」!
小学校の頃の国数英以外の音楽・体育・図工・家庭科を受けているときの
みんなとふれあえてる感じから出て来たもの。

2番手以降も共通するのは「対話」「創造」の前に、まず目先のストレス軽減
だったりコミュニケーションのきっかけづくりや、集中できる環境だったり。

結構、現実的な内容が出てきたことも収穫でした。
言葉だけカッコイイ、フワっとしたビジョンよりも、何だか地に足ついた感じが
リアリティーを感じさせ、個人的には良かったです。

早速、今日出て来たFuture Languageを活用しながらUDSでは代々木オフィスの
一部改修プロジェクトをスタート。
来週の経営会議で全員アイデアを持ち寄りその場で方向性を決めちゃいます!

井庭研メンバーには是非とも改修実施時のセルフビルドのヘルプをお願いして
Languageの具現化を体感頂きたいと思います(笑)

Future Languageにめちゃくちゃ可能性を感じさせて頂きわくわくしてます。
来月から本格的にスタートさせるプロジェクトと併せて、継続的にUDSとしての
Future Languageも明確に言語化していきます。

井庭先生、井庭研の皆さん、今日は長時間本当にありがとうございました!