オランダ Tax and Customs AdministrationがBredaで運営するFuture Center "The Shipyard"。
LEFに比べて、古い大邸宅を改装し、より落ち着いた雰囲気でアイデアを深めて行く感じ。

木工部屋

パッと見ではFuture Centerとはわからない建物。静かな住宅街。
外観

Future Centerに共通するのは、入ってすぐのホスピタリティ。
大きな円形のお盆に個性的なティーカップとともに机の中央に置くスタイルが新鮮でいい。
紅茶

最初のルームは対話中に出入がきにならないよう出入口が見えない設計
90度の角度がなく、色も変化。長く座っていずらい椅子で動きを促進。
出口見えず

レゴをはじめ、手足を動かしながらアイデアを創ることを意図。
アイデア出す

新しいルーム。創造性をかき立てるブルーに、誰もが笑顔になる赤ちゃんの組み合わせ。
青い部屋1

アイデアの投票を楽しくできるよう、電球の照度で賛成度合いを主張!
青い部屋2

アイデアを沈着させるルーム。発散したアイデアを一旦、自分の中に。
沈着

全部で15タイプのルーム。ここは少し大人の雰囲気で落ち着けた。
落ち着き部屋

暖炉のある空間でゆっくり話す。
暖炉

アウトドアにいる感じ。
アウトドア

家具にはかなり工夫を。折り畳みができる椅子。
折りたたみ椅子

最初のガイダンスやアイスブレークで使うルーム。
ボールルーム

学生が提案した家具を積極的に取入れている。
家具がすべてつながっていることを通して、チームの一体感を表現。
つながる家具

畑になっている庭を眺めながら食べたり飲んだりできるダイニング。
ダイニング

庭には積極的に畑を。フードバンクに参加し、貧困地域に野菜を送る。
フードバンク

手に残らない粘土。童心にかえってずっといじくってたくなる。脳もリフレッシュ。
粘土

マグカップの陳列。アットホームな雰囲気も感じられて良い。
マグカップ

案内してくれたManagerのErnst de Langeさんが試行錯誤を重ねながら
つくりあげてきているFuture Center。

空間のコンセプトや家具セレクトもすべて自らやっている。

利用者はすべてのルームを使うことができ、 ルームのコンセプトに即して
場を変えながらアイデアを発散、沈着、絞り込みを進めて行く。

日本と異なり、国、行政が投資、運営を行っているからこそできる施設だが
空間のつくり方、対話の起こし方、アイデアの創造法などへの探究心は見習うことばかり!