4月に入社した13名の新卒社員。1ヶ月の研修を経て昨日、13名が
1人5分の配属希望を情熱プレゼン、5月からの配属先が決定しました。
毎年、思い悩む新卒研修。
やりすぎても過保護で受け身になりますし
やらなさすぎても全社目線を欠き近視眼的になるのかな、等。
1つはっきりしているのは、前例踏襲的な研修はやめようということ。
ベンチャーの場合、毎年、必要な人材は変わりますし人数も職種も違う、
なので内定者の顔が出揃ってから、オリジナルで考えることにしました。
今年の13名は、昨年、運営拠点を一気に10拠点開業したことから、
例年の企画・設計に加えて、今後の運営の中核を担ってほしい期待。
そして、中国をはじめとする今後の海外戦略を担える人材への期待。
企画・設計・運営に共通する期待値としてテーマはシンプルに
「自分で考えて、自分から動ける人」にしました。
当たり前すぎるテーマですが、徹底させるため派手なことはせず
ちょっとしたスタンスを変えて小さなことを積み重ねました。
①各事業のレクチャーは事前に社内外の資料で調べて、聞きたい内容
を考え、質問内容を添えて各執行役員に依頼に行く
②竣工実績などの視察は、あらかじめ決められた時間内で視察工程
を組んで自主的に行く
③メールアドレスは付与せず、1ヶ月は直接コミュニケーションのみ
にする
④ビジネスマナーは、いまどき良い本や動画もあるので自習して
最後にテストだけ受ける
⑤毎朝朝礼で、同期メンバーの考え方を聞き出す
⑥配属先の希望を絞り、理由と将来展望を含めてプレゼンする
また、毎年、私自身で行っていた研修プログラムも、例年の働く心構え
的な内容を一新して2035年の世界、日本、キャリアをテーマに
諸々飲み会も含めれば20時間近く話をしました。
こんな感じで、最終日に各自で下記内容を5分でのプレゼン準備。
・UDSで何をしていきたいか(なんの仕事をしたいか)
・そのために、どこの部署・拠点でどんな仕事をしたいか
・配属先の第1希望・第2希望
・1ヶ月の研修、自分の収穫BEST3
・その収穫を活かした5月からの意気込み
当日のプレゼンは、1人ひとりの個性がしっかり出ていて、とても
手応えを感じさせてもらえる内容でした。
また、当日のプレゼンには全執行役員が参加、プレゼンそのものに
対しても、
・情熱
・プレゼンのわかりやすさ
・パワーポイントのセンス
・準備と努力
以上の項目で評価し、優勝、準優勝を決めました。
もちろん対象者は第一希望通りの配属!
全プレゼンを終えて、執行役員全員が別室で各自の希望を踏まえて、
各事業部への配属を最終決定。
第1希望通りになる人、第2希望になる人、それ以外になる人、
それぞれの結果にはなりましたが、必死に考え前日夜中まで準備を
してきた新卒メンバーの熱意には応えられるよう、最善の判断が
できるようベストは尽くしました。
いきなり中国配属をはじめ、設計、企画、まちづくり、ホテル、
ホステル、レストラン、広報と今のUDSにあるほぼ全機能に
散らばりました。
喜んだ人、悔しがった人、不安をもった人、わくわくした人、
それぞれ芽生えた感情をいつまでも忘れることなく、
5月から配属先で大暴れしてほしいと思います。
5年後、10年後に、この13人が直接経営に携わり、同期の結束を
武器に切磋琢磨していってほしいと強く願ってます。
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