ともすると、「新しいこと、面白いこと」と
いうと、少しゆるい話のように聞こえたり

きたら楽しいよね、というレベルで終わらせ
がちです。

ここで言ってる「新しいこと、面白いこと」
は、この厳しい環境と激しい競争の
中で、
UDSが生き残るために最も重要なこと、
と位置づけてます。

設計にしても、ホテルにしても同業者は山ほ
ど存在しますし、優秀な会社、
社員も星の数
ほど存在します。

知名度もなく、特にネットワークもない
UDSが勝ち残るためには適正な品質とコスト
だけでは
無理なんです。

他社にない「新しさ、面白さ」を打ち出して
いかないといけません。

「新しいこと、面白いこと」といって、別に
画期的な発明をしましょう、ということを言
ってる
わけではありません。

4段階あると思ってまして、
1つめは社会的に初めてに近い新しいこと、
2つめは業界的に新しいこと、
3つめにUDS内部にとって新しいこと、
そして最後が自分にとって新しいこと。

1つめ、2つめを目指してやっていくことは
もちろんですが、色々な制約条件や
能力・才
能も関わり当然ながら簡単ではありません。

でも、3つめ、4つめは誰でもいつでもでき
るはずです。

今のUDSにおいては、この点が大きな課題だ
と思ってます。

企画や設計の面で、どれだけ「新しいこと、
面白いこと」ができているのか、
この辺は真
摯に見直さなければなりません。

少なくとも、できたかできてないかは別にし
て、チャレンジをしたかどうかを
まずは問い
続けたいと思います。

主観ですが、新しいことは発想力、面白いこ
とは編集力かな、と思います。

ただ、この力をつけていくためには様々な力
やパートナーが必要になると思います。

そのうち、自分だけでコントロールできるこ
ととして
自問してます。

①危機感
(新しいこと、面白いことにチャレンジし続
 けなければ会社も個人も生き残れない)

②好奇心
(自分のジャンルを超えて、世の中の新しい
 もの、面白いものへの関心、興味、探索)

③リスクテイク
(失敗を恐れない、とりあえず言ってみてや
 ってみることからはじめる姿勢)

私自身もまだまだできてません。

経営や組織マネジメントにおいても他社と違
った新しい制度や面白い取り組みをしていか
なければ
社員は定着しないでしょうし、新し
いメンバーも入ってくれません。

適正な危機感を持った上で自分の枠や業界の
枠を超えて、色々な刺激を積極的に見つけて
いきましょう。

必ず、プロジェクトやサービスの現場に反映
し、落とし込めるはず、です。

そして、どんどんチャレンジして提案をぶつ
けてみて下さい。たとえリスキーでも。

(2011/11/21_マネジメントだより_046)