今週より、ELLISTAで中国人経営者の視察
研修ツアーを催行しています。

経営者


ELLISTAとしては初めての海外からの団体企
画、4月からELLISTA専任で入社頂いた伊藤
さんを中心に、行程・視察コンテンツ・宿泊
・食事の手配を行っています。

ホテル開業が増えたことで滞在中のホテルと
講演はすべてUDSとなり、改めてUDSとし
てのツアーコンテンツの価値を感じました。

きっかけは、5年前にこの視察研修を企画・
コーディネイトしている喬(kyo)さんから
日本のホテル・飲食の経営に関する講義を
依頼されたことです。

喬さんは、日本の大学へ留学、その後日本を
拠点に、中国人経営者と良質なネットワーク
をつくり、中国における経営コンサルと定期
的に日本への視察研修ツアーを企画。

個人的にこれまでたくさんの方に通訳をお願
いしましたが、喬さんの通訳力は断トツ!

言葉の能力以上に、UDSへの共感度と関心が
異常に高いので、私が言いたいことを、おそ
らく私より上手に話せるのではないかと思い
ます。

1回目と2回目はNODEで、3回目は小石川テ
ラス、そして昨年はコサイエで日本のホテル
・飲食経営や子どもビジネス、そして毎回
一番ホットな議論になるのがUDSの組織や
人材開発に関する内容です。

これまではスポットでの講演という関わりで
したが、UDSがELLISTAを設立したことで、
喬さんからツアー全体の手配を依頼され、今
回の企画が実現しました。

今回参加された経営者の皆さんは2代目、3
代目の方が多く、大体親の代からの会社を
引き継ぎ、海外留学で世界のトレンドや知見
をもち、国内での経営改革に邁進されている
優秀な方々です。

業種は建築・建材、不動産、環境、医療系が
多く、ドラッグストアを3,000店経営されて
いる方をはじめ、ほとんどがUDSよりは規模
が大きく立派な会社です。

にもかかわらず、偉ぶることはなく、常に、
謙虚で学習熱心なところは私自身勉強になり
ます。

中国の特徴かもしれませんが。経営者同士の
仲がすごく良く、日頃から何でも相談しあう
とおっしゃってて少し羨ましかったです。

例年、私の話に対する質問が多すぎて時間
切れになるということで、今回はランチ込み
で4時間、ひたすら経営者の方々と経営話に
花が咲きとても楽しかったです!
経営の悩みは万国共通です。

いつも感じるのは中国の経営者の方々の質問
力の高さです。

振り返ってUDS社内を見渡した時に、質問力
のなさ(少なさ)を日々実感しています。

この差は何だろう?とずっと考えています。

UDSに限らず、日本で講演すると大体質疑応
答は手が挙がらず、出てきたとしてもどうで
もいい質問…

私自身、ファシリテーターの時は盛り上がら
ないので、ほぼ質疑の時間をとりません。

なぜ中国の経営者は質問が止まらないのか?
国民性?知識・経験?教育???

中国といってもピンキリですので一括りにす
る意味はありませんが、私なりにここから学
ベることは日頃の問題意識とやりたいことの
具体性で質問力に差がつくのではないかと。

講演を聞いて、そのことについて質問をする
のは、皆さんも経験あると思いますが、そん
なには出てきません。私もそうです。

ただし、日頃から実務や経営で直面するたび
「なぜだろう?」
「もし〜だったら?」
「どうすればできるだろう?」と疑問を持ち
続けていれば、新しい人や話題に出会った時
ごく自然に質問が湧いてくるのだと思います。

個人的にはワクワクの源泉は質問です。

もう一つ大事だと思うのは、自分で解決しよ
うと行動していなければ疑問は単なるぼやき
だったり知ったかぶりを演じたいだけの不純
なものになります。

今回、中国の経営者の方々からたくさんの
質問を頂きましたが、何度か「いい質問です
ね!」と思わず言ってしまいました。

それは、質問する人が日々実践しようとして
いたり、質問への答えを利用したい!って
誠意が伝わるからです。

これもすごく大事なポイントで、質問するか
らには、相手が答えたくなる=新たに考えな
いと答えられない内容をしていくと相手にと
っても新しい見識が養われてWin-Winです。

自分の知っていること、経験したことだけを
ただ伝えることほど苦痛はありません
(個人的に)

質問力と似て非なるもので、よく最前列で熱
心に何度も質問する人がいますが、案外内容
は単なる事実確認や感想、最悪の場合、長々
と持論の披瀝で終わる承認欲求の塊、みたい
なケースには要注意。

イギリスの4歳の女子は1日平均390回の質問
をするそうです。

皆さんは1日何回質問しているでしょうか?
面白い質問できてますか??

(2019/05/19_マネジメントだより_459)