イエナプランのポジショニングを「子どもが能動的に働きかける」「先生が能動的に働きかける」の2軸で考える


先生も生徒も能動的に働きかける
右上の象限がイエナプラン

<左上の象限>

子どもは能動的に働きかけるが、先生の能動的な程度が弱い場合。
自由放任になってしまう。
表面的にはイエナプランと似ているようにも見えるが、イエナプランでは、どんな子どもも適切なガイダンス、コーチングが必要と考える。

<左下の象限>

子どもも大人も能動的な程度が弱い場合。
本やメソッド通りの教育。
どんなに斬新で面白い教育も、唯一の教材やメソッドを押し付ける結果となる可能性がある

<右下の象限>

大人は能動的に働きかけるが、子どもの能動的な程度が弱い場合。
先生が張り切ってパフォーマーになる(≒金八先生や学園もの系もここに含まれる)
先生が病気になったら大変、その先生がいなくなると成立しなくなる。

<右上の象限>

イエナプランが該当する象限

子どもも大人も能動的な程度が強い場合。

この場合の大人の能動的な程度というのは、大人が全面にたって引っ張っていくのではなく、自らわからないことも含めて問いをつくり続け、子どもの好奇心を引き出すことにおいて。