LEAGUE1周年の2月18日、鹿児島県薩摩川内市と進めているスマートハウスを
活用した「地域に開かれたフューチャーセンター創り」のセミナーを開催!
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000006647.html

産官学連携をコンセプトに、UDSのクライアントである電鉄会社・大手メーカー、
市役所・区役所、大学の先生、報道機関をお招きしてセミナーを開催しました。

SH1

薩摩川内市より、20代〜40代の女性が見たくなる、住みたくなるスマートハウスを、
という与件からスタートしたプロジェクト。

SH2

京セラさんから54枚のソーラーパネルをはじめ、他にも多数の地元企業様から
省エネ設備機器をご提供頂き、産官学での取組みがなされています。

向野さん1

昨日、薩摩川内市長が定例記者会見で本プロジェクトを発表。
今日の朝一の飛行機で模型を持って薩摩川内市役所の方にお越し頂き
薩摩川内市の概要、課題、そしてスマートハウスの内容をプレゼン頂きました。

向野さん2
 
無事、設計も完了しいよいよ着工。
リビングダイニングをフューチャーセンターとして、単なるモデルハウス
ではなく、市民の対話の場となるべく準備を進めています。
「House」ではなく「Home」が薩摩川内市さんのコンセプトです。

 紺野先生1

産官学、”学”の視点で多摩大学大学院教授で、FutureCenter研究会を主宰する
紺野登先生より、地域のイノベーションとフューチャーセンターというテーマ
でご講演を頂きました。
https://www.facebook.com/jp.futurecenter?fref=ts

紺野先生2


スウェーデンで発祥、オランダでも盛んなフューチャーセンターの紹介、
日本における先行事例を紹介頂き、今後、地域のイノベーションをおこすために
フューチャーセンターの果たす役割は大きいことをご講演頂きました。

1つひとつの場の中だけで終わらせることなく、各地域のフューチャーセンターが
開かれた場となり、薩摩川内市をはじめご出席の皆様同士がつながっていくことが理想です。 

井庭先生1
 
UDSでは薩摩川内市を皮切りに、既に複数箇所のフューチャーセンター企画を 
進めていますが、慶応大学SFC准教授の井庭崇さんと提携、パターンランゲージ
を活用したまちづくりの未来ビジョン・共通言語をつくっていきます。

井庭先生のご紹介と、パターンランゲージの概論を講演頂きました。
http://web.sfc.keio.ac.jp/~iba/sb/

また、対話を産むために必須となる「聞き出す力」のプロである辻口寛一さんにも
ご登壇頂き、サポーティブリスニングスキルの入口をご披露頂きました。
http://www.kikidasuchikara.jp/

懇親

今日のセミナー自体もフューチャーセンターだと思います。

ご出席者同士、私たちが紹介するまでもなく自由に挨拶、情報交換が進み
同じテーマや論点を共有すれば、何気ない対話から、イノベーション
が生まれていく可能性を大いに感じました。
 
今後、UDSでは、地域活性の拠点となるフューチャーセンターを
積極的に提案、地域に開かれた「聞き心地」「話し心地」のいい場創りを
進めて行きます!